日本の医療の魅力
粒子線治療
粒子線治療とは、放射線の一種である「粒子線」 (重粒子線・陽子線) をがん細胞に照射し、がん細胞を死滅・増殖抑制させる治療法です。粒子線は、一般的な放射線とは異なり、体内深部に存在するがん細胞のみに集中照射できる特性があります。正常細胞へのダメージが少ないため、副作用・合併症を抑えることが出来ます。
胸腔・腹腔鏡手術・ロボット支援手術
腹部や胸部を5~12mmとわずかに切開し、腹腔/胸腔鏡入れて手術を行います。ロボット支援手術では、医師が操作するロボットが腹腔鏡/胸腔鏡をさらに精緻に動かします。患者の身体的負担を軽減でき、早期社会復帰に有効です。
内視鏡検査/治療
内視鏡検査では臓器を直接診る事でより確実で早期での発見が可能になります。 胃がんや大腸がんを対象に、内視鏡を体内に入れてがん腫瘍を切除します。がん病変の粘膜下層にヒアルロン酸を注入して病変を浮かせた後に、高周波ナイフで切除する治療法が内視鏡的大腸粘膜下層剥離術(ESD)、金属の輪で腫瘍を焼き切る治療法が内視鏡的粘膜切除術(EMR)です。上記の操作を、きのこのように根元に茎やくびれのある病変に対して行う治療法(ポリペクトミー)も実施します。