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国立国際医療研究センター病院

本病院は、多くの専門分野で医療の国際協力に参加し、感染症、糖尿病や代謝疾患などの慢性疾患、難病の患者に高度で洗練された医療を提供しています。 本院は、国際協力機関や研究所と共同で、世界中のインターン、研究者、看護師に教育の機会を提供するとともに、日本に住み、働いている外国人に医療を提供しています。 数十年間、本病院は、卒後教育の代表的病院の1つとして、国内のインターン、研修医、看護師、さらに、最近は医学生の研修も提供しています。 現在、看護部門は、看護サービスの専門性を養い、個々の患者の継続した看護に重点を置くため、一次看護システムを実施している。
診療科・部門
  • 呼吸器内科
  • 循環器内科
  • 腎臓内科
  • 血液内科
  • 外科(乳腺)
  • 脳神経外科
  • 整形外科
  • 泌尿器科
  • 皮膚科
  • 歯科・口腔外科
  • 集中治療科
  • 国際感染症センター
  • 消化器内科
  • 糖尿病内分泌代謝科
  • 小児科
  • 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
  • 麻酔科
  • 外科(肝胆膵外科)
  • 形成外科
  • 膠原病科
  • 救命救急センター・救急科
  • エイズ治療・研究開発センター
  • 人間ドックセンター
  • 総合診療科
  • 脳神経内科
  • 心療内科
  • 臨床ゲノム科
  • 精神科
  • 緩和ケア科
  • リハビリテーション科
  • 放射線診断科
  • 放射線治療科
  • 外科(大腸肛門外科)
  • 外科(食道胃外科)
  • 呼吸器外科
  • 心臓血管外科
  • 産婦人科
  • 眼科
  • 外来治療センター

呼吸器内科

当院は重症気管支喘息患者に対する気管支サーモプラスティ療法に関しては、現在わが国で症例数が最も多い施設の1つであり、経験豊富である。
局所麻酔下胸腔鏡検査も積極的に行っており、原因不明の胸水精査を目的に多施設からの依頼件数も多い。                                                                                      気道狭窄に対する気道ステント留置や、超音波内視鏡を使用したEBUSもルーチンに行っている。
語学に関しては、英語はほぼすべての医師が対応可能である。
特別な言語対応としてはベトナム語に堪能な医師がいる。

病名・疾患

  • 肺がん
  • 気管支喘息
  • 胸水貯留症例
  • 中枢気道狭窄
  • 肺門・縦隔リンパ節病変
  • 肺末梢病変

診断・治療

  • 重症気管支喘息に対する気管支サーモプラスティ療法
  • 局所麻酔下胸腔検査
  • 硬性気管支鏡による気道ステント留置(治療)
  • EBUS-TBNA (診断)
  • EBUS-GS-TBLB (診断)

循環器内科

NCGMの循環器内科では、ナショナルセンターとして国際医療を推進し、特定機能病院として高度な医療を提供しています。地域の中核病院として多様な循環器疾患と幅広く対応しています。東京都内では、循環器内科の検査・治療に関して症例数の多い病院の一つで、日本心血管インターベンション治療学会の認定医、専門医が中心となって行っています。

病名・疾患

  • 虚血性心疾患
  • 不整脈
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 心不全
  • 心筋症

診断・治療

  • 冠動脈形成術(薬剤溶出性ステント、動脈硬化切削術)
  • ペースメーカー植込術
  • 末梢血管形成術
  • 心臓リハビリテーション
  • 冠動脈CT
  • 心臓シンチグラム
  • 心臓超音波検査
  • 経皮的心筋焼却術
  • 心臓電気生理学的検査

腎臓内科

当科は、ナショナルセンターの一環としての高度専門医療を提供しており、急性~慢性期における、いずれの病期の腎疾患にも対応可能であり、必要な場合は安全かつ速やかに腎代替療法を行っております。さらに他科とも協力のもと、全ての適応疾患に対する血液浄化療法に対応可能です。専門外来では、アジアや欧米の患者さんの診療も多数行っており、科学的根拠に基づく診断・治療を実践しています。また英語で診療できる医師も在籍しており、国際診療部の御協力のもと、通訳(対応する言語がない場合は、PC上での遠隔通訳)を介し、多言語にも対応が可能です。本邦や世界基準のガイドラインを尊重しつつ、個々の患者さんに最適な医療を提供しております。また、臨床医学の発展に貢献すべく、研究成果を国内外の学会へ発表し、適宜英文での論文化を行っております。他にも医療技術支援のため、ベトナムやマレーシアへの海外協力も行っており、感染症下で直接的な指導が困難になりつつある情勢の中でも、技術指導のための動画作成など国際貢献を、可能な限り行っております。

病名・疾患

  • 慢性腎臓病(Stage 5など)
  • ネフローゼ症候群
  • 急性腎機能障害
  • 敗血症

診断・治療

  • 腎生検
  • 血液透析導入(一部離脱可能)
  • 血液浄化療法
  • 腹膜透析

血液内科

国際診療部などの関係部署と連携しながら、幅広い血液疾患の患者さんの診療を受け入れています。通常は、まず外来で診断や病状を確認したうえで、治療方針を決定いたします。病状によっては、最初から入院で精査・治療を行う場合もございます。

病名・疾患

  • 造血器腫瘍(白血病・リンパ腫・骨髄腫)
  • 再生不良性貧血

診断・治療

  • 造血幹細胞移植
  • 多剤併用化学療法
  • 免疫抑制療法

外科(乳腺)

乳腺疾患の診断と外科的治療を担当しています。薬物療法が必要な場合は乳腺腫瘍内科と連携して対応しています。

病名・疾患

  • 乳癌
  • 乳腺良性疾患
  • 乳腺腫瘤

診断・治療

  • 乳房温存術
  • 乳房切除術
  • 乳房切除後同時再建
  • センチネルリンパ節生検
  • 腋窩郭清術
  • 乳房腫瘤切除術
  • ステレオガイド下マンモトーム生検

脳神経外科

当科はナショナルセンターとしての高度専門・総合医療を提供しており、特に脳神経外科として脳卒中・脳腫瘍・頭部外傷・脊髄脊椎疾患などあらゆる神経疾患に24時間迅速に対応している。渡航受診者に対しても、最新の知識と技術をもって最善の医療を提供できると自負している。さらに当センターの設立理念からすれば当然、全力をあげて対応すべきもの考えている。

病名・疾患

  • くも膜下出血
  • 脳出血
  • 脳梗塞
  • 脳動静脈奇形
  • 未破裂脳動脈瘤
  • 内頸動脈狭窄症
  • 脳腫瘍
  • 脊髄腫瘍
  • 変形性頸椎症
  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 顔面けいれん
  • 三叉神経痛
  • 急性硬膜外血腫・硬膜下血腫
  • 脳挫傷
  • 慢性硬膜下血腫

診断・治療

  • 開頭術(クリッピング術、血腫除去術、脳動静脈奇形摘出術)
  • 血管内治療 (コイル塞栓術、頸動脈ステント留置術、AVM塞栓術、血栓回収術)
  • 脳および脊髄腫瘍の集学的治療(手術、放射線治療、化学治療)
  • 脊椎変性疾患の前方除圧・固定術、後方除圧術
  • 神経血管減圧術
  • 頭部外傷の減圧開頭血腫除去術および穿頭血腫洗浄ドレナージ術
  • 神経内視鏡下血腫吸引術

整形外科

人工関節置換術は、加齢や関節リウマチ、骨壊死などの疾患により膝関節や股関節の変形が進行し、疼痛や歩行障害が生じた患者に有効な手術法で、日本の優れた技術を他国からの渡航者に適用することで国際貢献にも繋がることが期待される。

病名・疾患

  • 変形性関節症
  • 関節リウマチ
  • 骨壊死

診断・治療

  • 人工関節置換術

泌尿器科

アジアでのロボット手術は一部の地域以外ではあまり普及していません。このような地域の患者で日本でロボット手術を受けたいと考えるかたも多くいると思われます。
同様に腹腔鏡手術も日本で広く普及していますが、日本の技術や安全性は高く評価されていますので、上手に宣伝することで海外から患者を集めることができると思います。

病名・疾患

  • 前立腺がん
  • 腎がん
  • 腎盂がん
  • 尿管がん

診断・治療

  • ロボット支援根治的前立腺全摘除術
  • ロボット支援腎部分切除術
  • 腹腔鏡下腎摘除術
  • 腹腔鏡下腎尿管摘除術

皮膚科

局所陰圧閉鎖処置 (NPWT) による皮膚潰瘍治療において良好な治療結果
最新型日本製Qスイッチルビーレーザーを装備
撮像可能型ダーモスコープを装備
乾癬・アトピー性皮膚炎・特発性慢性蕁麻疹に対する生物学的製剤による治療

病名・疾患

  • 皮膚潰瘍
  • 褥瘡
  • 糖尿病性壊疽
  • 老人性色素班
  • 刺青
  • 大田母斑
  • 扁平母斑
  • 外傷性色素沈着
  • 母斑
  • 基底細胞がん
  • 悪性黒色腫
  • 血管腫
  • 脂漏性角化症
  • 乾癬
  • 掌蹠膿疱症
  • アトピー性皮膚炎
  • 特発性慢性蕁麻疹

診断・治療

  • 局所陰圧閉鎖処置による皮膚潰瘍治療(入院が前提)
  • Qスイッチルビーレーザーによるアザ等の治療
  • ダーモスコピーによる色素性皮膚腫瘍の診断
  • 乾癬・掌蹠膿疱症・アトピー性皮膚炎・特発性慢性蕁麻疹に対する生物学的製剤による治療

歯科・口腔外科

口腔領域に生じた血管腫(主に静脈奇形)に対してはNd:YAGレーザーの病変内照射術と非接触照射術(いわゆるレパード照射法)とを組み合わせて治療を行っており、他の治療法で奏効しなかった症例や大きな血管奇形にも対応は可能である。

病名・疾患

  • 血管腫 (静脈奇形)

診断・治療

  • 口腔領域に生じた大きな血管腫(静脈奇形)に対する病変内照射術

集中治療科

1)ICU では入室患者の 43% と実に多くの患者さんに対し、挿管・人工呼吸管理を行っている。安全なウィーニングと抜管を退室の目安としており、再挿管率は 2.3% と他施設に比べ低く(一般的には 15% 程度)、安全な人工呼吸管理が行えていると云える。心不全や中等症以下の呼吸不全患者に対しては、NPPV や HFT を積極的に行っており、症例数も年々増加傾向である。ICU から一般病棟へ呼吸器付きで退室した患者の呼吸器離脱や呼吸リハビリテーションそして VAP 予防対策についても、呼吸ケアチーム(RST)の活動を介してサポートしている。
2)腹膜偽粘液腫の完全減量手術は高度先進医療(B031)として外科が行っていたが(現在は自費診療)、ICU では、これに引き続く周術期腹腔内化学療法を行っており、他の施設には見られない当施設の特徴として挙げられる。
3)平成 30 年度の診療報酬改定において新設された「早期離床・リハビリテーション」加算を取得しており、医師・看護師、理学療法士よりなる多職種チームを組織し取り組んでいる。
4)栄養サポートチーム(NST)の活動の一環として、ICU 入室後1週間以上栄養の立ち上げが不良な症例に対して栄養サポートを管理栄養士、薬剤師と共に行っている。
5)外国人患者を積極的に受け入れており、主な国籍は、中国(32%)、韓国(18%)、ベトナム(16%)などであり、高侵襲度手術後や輸入感染症の患者などを受け入れている。

病名・疾患

  • 急性呼吸不全
  • 慢性呼吸不全
  • 腹膜偽粘液腫
  • その他

診断・治療

  • 挿管・人工呼吸管理
  • 非侵襲的陽圧換気
  • ハイフローセラピー
  • 呼吸ケアサポートチーム
  • 周術期腹腔内化学療法
  • 早期離床・リハビリテーション
  • 急性期栄養サポートチーム
  • 外国人患者受け入れ

国際感染症センター

国際感染症センターは日本国内でも有数の感染症診療体制を有している。
丹念な病歴聴取と身体診察という伝統的な手法を徹底的に行い、加えて質量分析機器・遺伝子同定機器等の最新的な技術を駆使する事により、感染症に関する高度な診断体制を有している。
またデング熱・ジカウィルス感染症等国際的に問題となる感染症、現在世界的か課題となっており難治化が問題となっている耐性菌感染症等の治療経験も豊富である。

病名・疾患

  • 検査をしても診断のつかない発熱患者
  • マラリア
  • デング熱
  • チクングニア熱
  • 腸チフス
  • 梅毒

診断・治療

  • 不明熱
  • 海外渡航関連感染症の輸入感染症の診断
  • 性感染症
  • 一般培養検査
  • 抗酸菌検査
  • PCR
  • 質量分析
  • 多項目遺伝子同定検査

消化器内科

ガイドラインに沿った消化器疾患の治療の提供を行っています。
早期癌に対する内視鏡的切除や、胆膵疾患に対する内視鏡治療を積極的に行っております。
また、待機的な治療目的だけでなく、海外で発症した急性膵炎や肝炎などの救急疾患の受け入れも迅速に対応しております。
消化器癌に対する化学療法(補助化学療法も含む)も、外科との連携の上、積極的に行っております。

病名・疾患

  • 早期食道がん
  • 早期胃がん
  • 早期大腸がん
  • 大腸腺腫
  • 胆管結石
  • 閉塞性黄疸
  • 膵管内乳頭粘液性腫瘍
  • 胆管がん
  • 膵がん
  • 大腸がん

診断・治療

  • 食道・胃粘膜下層剥離術(食道・胃ESD)
  • 大腸粘膜下層剥離術(大腸ESD)
  • 大腸ポリープ・粘膜切除術(大腸EMR)
  • 内視鏡的逆行性膵胆管造影関連治療
  • 超音波内視鏡検査
  • 胆膵悪性腫瘍に対する化学療法
  • 大腸がんに対する化学療法
  • 腹膜偽粘液腫に対する化学療法

糖尿病内分泌代謝科

当センターは本邦における糖尿病内分泌領域の基幹病院の一つであり、先進的な医療を担っている。

病名・疾患

  • 糖尿病
  • 1型糖尿病
  • バセドウ病

診断・治療

  • 糖尿病教育入院
  • インスリンポンプ: Sensor Augmented Pump(SAP)/Insulin pump(CSII)
  • 持続血糖モニタリング:Continous Glucose Monitoring System (CGM)/Intermittently scanned CGM
  • 甲状腺アイソトープ治療

小児科

当科は総合病院内の小児科として、複数の診療科(内科系診療科・外科系診療科・放射線科・精神科等)と協力して、多くの小児疾患を提供することができる。中でも各種小児がん・小児血液疾患・小児アレルギー疾患・脊髄性筋萎縮症などは積極的に受け入れを行なっている。海外においては未だ認可されていない治療法も日本では行うことができるものもあり、そのような治療に対象となる疾患については、積極的に対応を行なっている。特殊な小児感染症についても同様である。
当科は日本専門医機構と日本小児科学会が認定する小児科領域専門研修プログラム認定施設であり、併せて日本小児血液・がん専門医研修施設、日本血液学会認定専門研修認定施設、日本造血・免疫細胞療法学会認定非血縁者間造血幹細胞移植認定施設であり、各専門医が所属し専門的診療を行なっている。これまでにも多数の海外からの患者を受け入れており、特に小児がんに対する化学療法や造血幹細胞移植療法・小児血液疾患に対する造血幹細胞移植療法・脊髄性筋萎縮症に対する遺伝子治療などを行なっている。

病名・疾患

  • 小児がん(白血病・神経芽腫・脳腫瘍・横紋筋肉腫・Ewing肉腫・腎芽腫など)
  • 小児血液疾患 (再生不良性貧血・赤芽球勞・好中球減少症など)
  • 脊髄性筋萎縮症
  • リンパ管腫
  • 小児アレルギー性疾患 (小児気管支喘息・食物アレルギーなど)
  • 不明熱

診断・治療

  • 小児がんに対する化学療法
  • 小児がんに対する放射線療法 (放射線科と協力して)
  • 小児血液疾患に対する治療
  • 造血幹細胞移植療法(自家・同胞間・非血縁者間)
  • 脊髄性筋萎縮症に対する遺伝子治療
  • 脊髄性筋萎縮症に対する髄注療法
  • 脊髄性筋萎縮症に対する経口薬療法
  • リンパ管腫に対する経口薬療法
  • 小児アレルギー性疾患の原因検索と治療(減感作療法など)
  • 不明熱に対する原因検索(各種検査・PET検査などを行なって)

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

耳鼻咽喉科疾患幅広く対応可能です.
音声障害(声帯ポリープ,声帯結節など)は職業歌手などにも対応可能です.
咽頭および喉頭の初期癌の内視鏡治療には実績があります.
耳下腺・甲状腺腫瘍の手術治療も行っています.

病名・疾患

  • 音声障害全般(声帯ポリープ,声帯結節など)
  • 下咽頭癌
  • 喉頭癌
  • 咽頭・喉頭血管腫
  • 耳下腺腫瘍
  • 甲状腺腫瘍

診断・治療

  • 音声検査
  • 喉頭微細手術
  • 内視鏡科レーザー手術
  • 頭頸部腫瘍摘出術

麻酔科

手術における麻酔管理において、設備はもちろんですが、言葉が通じることが極めて重要です。そのため、日本語で意思疎通ができない外国人患者の麻酔管理は困難であることは、我々はもちろん患者側にも理解の上、対面の医療通訳者や遠隔通訳を通じて行っています。

病名・疾患

  • 外科手術一般
  • 術後疼痛
  • 計画出産(産科への診療支援)

診断・治療

  • 手術時の全身麻酔管理
  • 手術時の局所麻酔管理
  • 術後の疼痛管理
  • 無痛分娩

外科(肝胆膵外科)

肝胆膵外科では、肝細胞癌、転移性肝癌に対する肝切除術、再発肝細胞癌、転移性肝癌に対する再肝切除術を行っています。腹腔鏡下肝切除やICG蛍光法を用いた肝切除も積極的に行っています。また膵臓癌に対しては化学療法と組み合わせた手術、胆道癌に対しても積極的に切除術を行っています。胆石症に対しての腹腔鏡下胆嚢摘出術、鼠径ヘルニアに対してのヘルニア修復術も当科が担当します

病名・疾患

  • 肝細胞癌
  • 転移性肝癌
  • 膵癌
  • 胆道癌
  • 胆石
  • 胆嚢ポリープ
  • 鼠径ヘルニア
  • 腹壁瘢痕ヘルニア

診断・治療

  • 肝切除術
  • 腹腔鏡下肝切除術
  • 胆道・膵臓手術
  • 腹腔鏡下胆摘
  • ヘルニア手術

形成外科

世界トップレベルのリンパ浮腫外科治療件数・成績を有し、外国人患者・医師受け入れ実績も豊富である。

病名・疾患

  • リンパ浮腫

診断・治療

  • 超微小リンパ管静脈吻合術

膠原病科

関節リウマチ, 全身性エリテマトーデスをはじめ, 数多くのリウマチ膠原病疾患の診療実績がある. 当診療科は30年以上の歴史があり, 首都圏でも膠原病診療にかけては主要な医療機関となっている.                                                           膠原病診療は, 他の診療系部門との協力があって成しえるものであり, この点においても国際診療を掲げる当院の診療体制のもと, 院内連携を行い, 渡航受診者に対する充分な医療提供が出来ている.                                                             語学に関しては, 国際診療部の協力もあり, 英語含め複数の言語に対応が可能となっている.
診療科長は国際協力機構(JICA)東京における健康管理も行っており, 外国から来られたJICA研修生において必要とされる医療の窓口になっている.

病名・疾患

  • 関節リウマチ
  • 全身性エリテマトーデス
  • シェーグレン症候群
  • 皮膚筋炎
  • 多発性筋炎
  • 強皮症
  • 混合性結合組織病
  • 血管炎症候群
  • リウマチ性多発筋痛症
  • 脊椎関節炎
  • ベーチェット病

診断・治療

救命救急センター・救急科

当救命救急センターでは年間1万人以上の救急搬送患者を受け入れており、その数は都内最多である。外国人患者に対しても国籍や言語、保険の種類を問わず受け入れている。また、COVID-19流行初期から感染症科と協力し外国人重症患者の治療に当たったり、東京オリンピック2020では国際診療部と連携して会場医務室からの診療依頼窓口となるなど、時勢に応じて渡航者診療に対応している。
国際診療部の協力により、救急外来患者に対して英語や中国語の医療通訳を介した診療が可能である。加えて、メディフォン株式会社との契約により19ヵ国語(英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ネパール語・ミャンマー語・フランス語・タイ語・タガログ語・インドネシア語・ロシア語・スペイン語・ポルトガル語・ペルシア語・モンゴル語・ヒンディー語・広東語・アラビア語・ベンガル語)のタブレット/電話通訳が利用できる。これらのサービスにより、例えば指趾切断などの外傷や心筋梗塞など緊急の手術を要する疾患等においても迅速かつ正確な病状説明を提供することが出来るため、他の病院では受け入れが難しく搬送先が決まらない患者でも積極的に受け入れることができる。

病名・疾患

  • 重症外傷
  • 敗血症
  • 中毒
  • 心停止
  • 心筋梗塞
  • 大動脈解離
  • 大動脈瘤破裂
  • 脳血管障害
  • 指趾切断
  • 心不全

診断・治療

  • 外傷診療(骨盤骨折等の整形外科手術を含む)
  • 敗血症診療
  • 重症中毒診療
  • 心肺蘇生
  • 重症急性冠症候群の初期対応
  • 重症大動脈疾患の初期対応
  • 重症脳血管障害の初期対応
  • 指趾切断の初期対応
  • 重症心不全の初期対応

エイズ治療・研究開発センター

患者さんの個々の状態やHIVの薬剤感受性に応じて、最適な治療を提供することができます。
抗HIV療法に関するセカンドオピニオンのご要望にも対応可能です。

病名・疾患

  • HIV感染症

診断・治療

  • 抗HIV療法

人間ドックセンター

当人間ドックセンターは2016年5月リニューアルオープン以来、2019年までに3385名の来日外国人受診者を受け入れてきたが、2020年からは世界規模の新型コロナウイルス感染蔓延に伴い、外国からの入国は困難となった。このような状況下で、来るべきインバウンド再開に向けての準備期間と考え、新たなシステムを構築した。2020年10月から、他の施設に先駆けて、革新的な医療通訳登録制度を開始した。この制度は、語学資格の確認のみならず、関係部署と連携して、面接を行うことで、医療通訳者の質を担保する画期的な制度である。またこの制度を通して外部業者の選定を行うことで、インバウンド受け入れる際に生じやすい、悪質な業者による受診前後のトラブルを防ぎ、すべての外国人受診者がスムーズに安心して人間ドックを受けられるようになることを目標としている。2022年7月までに、延べ46回の面接を行い、計60名の通訳を登録し(60/70)、36の業者を当施設では認定した(36/41)。徐々にインバウンドの受け入れを再開しており、コロナ禍終息後には、この制度(1年毎更新)の効果を検証する予定である。

病名・疾患

  • 生活習慣病、早期がん
  • 脳腫瘍、動脈瘤、脳血管性障害
  • 心不全、弁膜症、虚血性心疾患
  • 膵臓がん、膵嚢胞性疾患
  • 肝硬変
  • 麻疹、風疹

診断・治療

  • 人間ドック(宿泊コースのみ)
  • 脳ドック
  • 心臓ドック
  • 膵臓ドック
  • 肝臓ドック
  • 感染症関連ドック
院内ツアー
  • 手術室

  • 血管造影・インターベンション室

  • 放射線治療室

  • 内視鏡室

  • 集中治療室

  • 臨床検査部門

  • 入退院支援センター

  • 特別室

  • 薬剤部

  • 病室(4床室)

一般情報

一般情報

病院名
国立国際医療研究センター病院
住所
東京都新宿区戸山1-21-1
Webサイト
http://www.hosp.ncgm.go.jp/en/ English
http://www.hosp.ncgm.go.jp/ Japanese
http://www.hosp.ncgm.go.jp/cn/ Chinese
問い合わせ
English, Japanese, Chinese

アクセス

電車
都営地下鉄大江戸線 若松河田駅から徒歩5分
東京メトロ東西線 早稲田駅から徒歩15分
飛行機
東京国際空港(羽田空港)から車で50分
成田国際空港から車で90分